TonySame(トニーセイム)

TonySame(トニーセイム)。北海道独占発売。
最高の掛け心地――お客様の究極の快適さのために
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「点・線・面」からもたらされる最適なかけ心地

Articulation(関節機構)

日本刀鍛造のノウハウを取り入れ作り出されたFベータチタン。人工的なデザインと組み合わせ、3つの新しい関節機構(特許出願済)を開発しました。これらの関節機構は反発力を効果的に軽減し、よりソフトにフォットする装着間を実現しています。


  • リガメント=靭帯

  • エムピーシー=指関節

  • サービカル=頚椎

※Fベータチタンの“F”は“Forging(鍛造)”の略です。

Balance Of Weight(重量バランス)

究極の快適性は「バランス」の一語に尽きると考えています。
フレームを装着した際に “軽い”という感覚を持たせるための決め手は、
メガネフレームの比重が、

前部vs後部 = 1:1

に限り近づくように設計され、フレームの重量を効果的に分散しています。

フレームのフロント部はレンズを入れることにより大きく加重がかかるので鼻パッド部に圧力がかかり、痛みや不快感、鼻パッド跡の原因になります。
TonySameの全て商品のエンドチップは、長く、幅が広く厚みがあるエンドチップを採用しています。前部 vs 後部の重量比が 1:1の黄金比に近づくように設計されており、フロントや鼻パッド部にかかる過剰な重量を分散させ、快適なかけ心地を確保しています。

Asia Pre-adjustment(アジアン フィッティング)

アジアのユーザー向けにデザインされており、アジア地域で多く使用されている、4カーブ球面レンズから非球面レンズのレンズバリエーションに適合するように作られています。
長く、厚みのあるエンドチップはアジア人の頭の形に合うように、そのフォルムはあらかじめ調整されています。それによりフレームと側頭部の接触面を増やし、「点・線・面」による重量配分原理が十分に発揮され、頭部へのフィット感を高めます。

◆長く幅があるエンドチップは2点の効果
  • 1.適切な摩擦の向上 (フィット感の向上効果)
  • 長く幅があるエンドチップを使用し側頭部との接着面を増やし、摩擦面を増やしてフィット感を高めています。
    エンドチップが細く短い場合、接触面(摩擦面)が減少することにより、適度な摩擦が起きにくいのでメガネフレームがずれやすくなります。
  • 2. 力の分散 (かけ心地の向上効果)
  • 長く幅があるエンドチップは、側頭部にかかる力を分散させ、かけ心地の良さにつながります。短く細いエンドチップは、一ケ所に局地的な力が加わり、痛みや不快感を引き起こすため使用しません。

BodyTemp Nose Pad(体温反応型ノーズパッド)

TonySameの全てのメガネフレームには、人間の体温に反応して柔らかくしなやかになる、体温反応型ノーズパッドが装着されています。

体温反応型ノーズパッドは、ユーザーの鼻のカーブにフィットするよう自然に変形します。
接触面が広がることにより、鼻への重量配分が分散されるため、鼻にパッド部の赤い跡が付いたり水ぶくれができたりするのを防ぐことができます。

SX4 (サスペンション型ブリッジ)

自動車のサスペンションからヒントを得たSX4(サスペンション型ブリッジ)は、TonySameのオリジナルのブリッジ(特許出願済)です。
SX4というはネーミングは「S」はサスペンション(suspension)の「S」を、「X」はブリッジの形状を、「4」は4点ロー付けを表しています。

* SX4は<MCP>と<CERVICAL>で採用されています。

安定=堅固+柔軟性

SX4のブリッジは2つのパーツから構成され、リムに対して2点ではなく4点でロー付されており、安定固定度を高める構造になっています。 更に、右はリムの前部にロー付、左は後部にロー付(他方はその逆にロー付け:右の写真を参照)してパーツをクロスさせることにより、ブリッジの固定を堅固にして、様々な角度から加わる力に対して耐性のある、堅固で強い構造に設計しています。

しかし、堅固に固定しただけでは“安定”という状態にはなりません。 ブリッジ部が堅固であればあるほど、強い力が加わった時に他の弱いパーツ部分に力がかかり壊れやすくなります。 本来の安定のためには、堅固さに加えて柔軟性が必要なのです。

SX4では柔軟性を確保するために、ブリッジに柔軟性のあるFベータチタニウムを使用し様々な方向から加わる圧力を緩和させます。また、ブリッジのクロス部は完全に接着はしておらず隙間と空間があいています。 これは衝撃や圧力が加わった際に、隙間と空間の“遊び”の部分で力を吸収し、緩和するためです。 SX4の柔軟性は素材と構造によってもたらされています。

3 Collections, 3 Different Feelings

LIGAMENT (リガメント)

チタンはメガネでは一般的な素材ですが、TonySameではその特性を最大限に引き出すため、さらなる工夫を施しています。コレクションに使用されるFベータチタンは、日本刀の制作で標準とされる鍛造工程を経ています。

素材の他にも、従来のバネ丁番に替わり「隠しロー付けチップ」(特許出願済)を使用。金属疲労を避けるため、チタンチップには特別な熱処理を施し、人間の靭帯のような柔軟性と強靭性を引き出すことに成功しました。

厚みのあるアセテートエンドチップはフレームと側頭部との接触面を大きくし、「点・線・面」の原理で最適な重量バランスを実現します。上質なアセテートは手触りが柔らかなだけでなく、色の種類も豊富で実用性を兼ね備えた芸術品のようです。

ヒンジ部にFベータチタンを使用し、弾力性とバネ性を出しています。 一目見ただけでは、どのようにしてロー付しているかわからないようにロー付されており、機能性だけではなく、流線的ですっきりとした美しい外観を実現しています。

LIGAMENTは機能性だけではなくデザイン性も兼ねそなえたコレクションになっており、あらゆる年代層のスタイリッシュな方に相応しい逸品です。

MCP (エムシーピー)

Fベータチタン製のテンプルは、高度な熱処理プレスにより、素材本来の弾性を引き出しています。また、関節部には折り曲げ加工を施し、関節部の柔軟性をさらに強化しました。テンプルは、反発力を小さくし、外側への跳ね返りを最小限に抑えているため、まるで指が顔に優しく触れる程度で圧迫感が全くありません。SX4(サスペンション型ブリッジ)体温反応型ノーズパッドと一体となり、フレームにかかる圧力や重量を均等に分散し、最高のかけ心地を提供しています。

<MCP>のラインだけに採用されているTS ONE-POINTは、レンズをネジ1個で留めるよう設計されたデザインです。これにより、顔の特徴や好みに合わせて様々なレンズを選ぶことができるようになりました。

このコレクションはFベータチタンを左の写真のようにフロントとテンプルに使用し弾力性と柔軟性を出している関節機構(特許出願済)が特徴的です。

通常の商品は、ヒンジもしくはテンプルにFベータチタンを使用して弾力性と柔軟性を出していますが、MCPではフロントとテンプルに使用しています。 ヒンジまたはテンプルのみにベータチタンを使用すると、その1点にのみに力が加わり金属疲労が起きやすく壊れやすくなります。フロントとテンプルの2点にベータチタンを使用すると、1点のみの場合のように局所的に力を受けることがなく、2点で力を受けて圧力を分散させることが可能で、壊れにくく、力が分散したことにより良いかけ心地を可能にしています。

さらに、Fベータチタンには“曲げ”加工を施しています。Fベータチタンを曲げたスタイルはアイコニックで目を引くデザインを目指しただけではなく、金属を曲げることによって起こる弾力性の効果を上手く取入れ、より柔軟性に富んだ、かけ心地の良いフィット感を実現させています。

CERVICAL (サービカル)

FベータチタンTSチタン(形状記憶合金)の両素材を使用し、創造力を駆使して、素材の物理的特性を頼りに「マルチムーブメント」(特許出願済)の関節機構を開発しました。テンプルは三次元的に広げることができ、ヒトの頸椎に匹敵するほどの幅広い動きに対応。強い圧力にも耐性があります。

CERVICALコレクションでは、この不可能と思われていたコンビネーションを特殊な技術で実現しています。形状記憶合金とベータチタンの接着部に高圧電流を流し素材同士を融合させる方法です。 この方法は非常に難しく、技術そのものを特許出願できるほどの高度な技術を使用しています。

また、TSチタンは形状記憶特性と高度な柔軟性があるため、頭部や顔のカーブにぴったりとフィットし、テンプルによる圧迫感を大幅に軽減します。 特許出願済のSX4(サスペンション型ブリッジ)体温反応型ノーズパッドと一体となり、フレームにかかる圧力や重量を均等に分散し、ユーザーに最高のかけ心地を提供しています。

アレルギー(ニッケルアレルギー)のある方にとっては汗が大きな問題ですが、のラインではアレルギーを極力避けるようにチタン、形状記憶合金、CPを使用しています。さらに、フレームの表面処理はニッケルの下地メッキを施さずチタン材に直接施し、ニッケルを含まない表面処理をしているためにアレルギー反応を最小限にとどめます。

また、TSチタンを丸形状で使用することにより、ヒンジ部を幅広く可動させることが可能(マルチムーブメント)で、あらゆる角度からの圧力に耐えうるようになっています。

*尚、マイナス10度以下になるような温度環境ではCERVICALは本来の性能が発揮できません。マイナス10度以下になると形状記憶合金の性質が変わり、本来の形状記憶効果及び柔軟性がなくなるためです。